家づくりで欠かせないのがシンボルツリーですよね!
「緑」が1つあるだけで家が映え方が全然違います。
でもそんなシンボルツリーに選び方があるのを知っていましたか?
やっぱり樹木も生き物で好む環境も違ってくるんです。
我が家は新築する時にハウスメーカーではなく信頼できる外構屋さんに頼みました。
横浜で約10年間、わたしの住んでいるエリアで8年、外構デザインや実際の庭づくりに携わって更にLIXIL(リクシル)で外構デザインの賞ももらっている庭師、外構デザイナーさんです。
ももんが
この記事ではその庭師、外構デザイナーさんに聞いた
「シンボルツリーのおすすめ!間違いない選び方」と
6つのおすすめシンボルツリーを紹介していきます。
目次
シンボルツリーを選ぶ時の4つの条件
シンボルツリーも生き物なので土地の状態や環境、敷地の広さ、日当たりなどで選び方の幅が変わってきます。
プロでもない私たちが知っておくべき「シンボルツリーを選ぶ時の条件4つ」があるのでぜひ参考にしてくださいね!
- 成長が遅い
- 乾燥に強い
- 害虫がつかない
- 樹形がキレイ
どれも当たり前に聞こえますが素人じゃ条件の特徴を思いつきませんよね。
でも、この条件が全部揃うを選べば間違いありませんよ!
樹形で育ち方が全然違う!理想の樹形は?
樹形って気にしたことありますか?
ももんが
樹形って、素人じゃよく種類も分からないし見分け方も知りませんよね。
実は植栽する樹形によって成長速度が違うんです。
おすすめの樹形は
「株立ち」
です。

「株立ち」は茎の根元から数本の茎が立ち上がった形をしています。
- 形が柔らかい
- 成長が遅い
我が家に植栽されてる木々は2本以外全部株立ちでした。
(わたしが確認してるだけで我が家には12本の樹木が植えてあります)
株立ちは1本1本の幹が細いので、目隠しにも程よく最適ですよ。
ただし、株立ちは手間も見た目の美しさも良いので価格が高いというデメリットがあります。
そして「寄せ株」「単幹」はおすすめできません。


「寄せ株」は幹が太く成長しないように細い状態の幹を集めて株立ちに近い形にしたものです。
「単幹」はよく街路樹などで見る一本立ちの樹木のことです。
ももんが
条件を満たしたおすすめの常緑樹3選
常緑樹とは1年中、葉っぱを保つ樹木のことです。
葉っぱが寒い時期にもついてると家の雰囲気も違うし、見る方も楽しめますよ!
それに葉っぱがついてると家の目隠しにも助かりますね。
- 成長が遅い
- 乾燥に強い
- 害虫がつかない
- 樹形がキレイ
では、この条件を満たした選んで間違いなし!の、おすすめの常緑樹をご紹介します!

- 原産地 / 地中海周辺
- 科名 / モクセイ科
- 花言葉 / 平和、知恵
- 開花時期 / 5月中旬〜6月上旬
オリーブは地中海周辺の雨が少ない場所が原産地。
乾燥に強い地域の樹木です。
しかも小さなかわいい花も咲かせるんですよ!
オリーブの実になるのはその花の内の約1割だけなんです。

ももんが

- 原産地 / 日本(東海地方より西)
- 科名 / モチノキ科
- 花言葉 / 先見の明
- 開花時期 / 6月
ソヨゴは原産地が日本の木です。
耐寒性、耐陰性があるのでとっても丈夫!
しかも成長スピードが緩やかなんですよ。
6月に花が咲いて秋に赤い実がつきます。
ももんが
和風、洋風、どんな家にも合う万能のシンボルツリー候補です!

- 科名 / ミズキ科
- 原産地 / 日本〜中国
- 花言葉 / 反礼、友情
- 開花時期 / 5月〜7月
常緑ヤマボウシは白い可愛らしい花が咲くのが特徴!
沢山の花が咲くのでとっても癒されるんですよ。
品種もいくつかあって、花の色がピンクだったり花弁の数が多かったり。
太陽の光が好きですが、半日隠でも成長します。
紅葉もするので1年中楽しめますよ!
条件を満たしたおすすめの落緑樹3選
落緑樹とは暖かい季節に葉っぱが芽吹いて寒い時期に葉っぱが落ちる、季節を楽しめる樹木です。
春になって葉っぱが出てくるのを見ると「これから暖かくなるな」と感じることができますよ!
- 成長が遅い
- 乾燥に強い
- 害虫がつかない
- 樹形がキレイ
では、この条件を満たした選んで間違いなし!の、おすすめの落緑樹をご紹介します!


- 原産地 / 日本、朝鮮半島
- 科名 / モクセイ科
- 花言葉 / 幸福な日々、未来への憧れ
- 開花時期 / 4月〜5月
アオダモは自然な樹形が和風、洋風、どんな家にも合うので最近人気急上昇の樹木です。
灰と白のまだら柄にすべすべした木肌が特徴的!
環境によって差はありますが紅葉もしますよ。
目立った害虫もつかず、素人でも育てやすいですよ。
ももんが

- 原産地 / 日本科名
- 科名 / ムクロジ科
- 花言葉 / 大切な思い出、遠慮
- 開花時期 / 5月〜6月
カエデ類の中でも成長がとっても緩やか!
なのではじめに上手に植栽してもらえると大きなメンテナンスはかかりません。
(我が家では気になったら高枝切りバサミでちょこちょこと切ってる程度)
春〜夏は青々としたカエデの葉、秋には紅葉、冬は落葉と、とても季節感の強い樹木です。
ももんが

- 原産地 / 日本〜中国
- 科名 / ミズキ科
- 花言葉 / 反礼、友情
- 開花時期 / 5月〜7月
常緑樹でもおすすめしたヤマボウシは落葉樹でもあるんです。
ある程度日陰でも育つのがヤマボウシ!(すごい!)
環境によって差はありますが紅葉もしますよ。
四季を感じられて良いですよね。
ヤマボウシの品種でウルフアイの葉もかわいいですよ!

家族で決める家の象徴、シンボルツリー!
いかがでしたか?
この6つは手入れの簡単さ、育てやすさから間違いないおすすめのシンボルツリーです。
ももんが
もちろん、植える時にハウスメーカーや外構屋さんに相談して決めると安心です。
シンボルツリーは新築時に一緒に植えることが多いので記念樹的な役割がありますよね。
きっと思い入れのあるシンボルツリー になってくれるはず。
このブログで家族と一緒に時間を過ごして大きく成長していくシンボルツリーを見つけられたら嬉しいです!
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